トランサミンは、処方された経験がある方は多くいらっしゃるお薬ではないかと思います。
私の場合は、一番処方された回数が多いのは皮膚科です。
もともとニキビの悩みを抱えていたのですが、ニキビの治療が目的で皮膚科を訪れた時に処方された薬の1種類がトランサミンです。
ニキビ治療の時の内服薬では、必ず処方されていたお薬でした。
医師からはニキビによる跡が残ってしまうのを防ぐためのお薬と説明を受けました。
確かに、このトランサミンの主成分はトラネキサム酸という成分ですが、このトラネキサム酸は、よくシミ予防や美白をうたった化粧品にも多く配合されているのを見かけるので、内服でもやはりシミやニキビ跡にも効果があるのですね。
その他に、内科でも処方されたことがありますよ。
扁桃腺が腫れてしまった時と、口内炎になってしまった時です。
私の場合、ニキビ跡予防の目的での処方がほとんどでしたが、このお薬の一番の効能は止血作用とのことでした。
そして、次にアレルギー症状や炎症をやわらげる効果ですね。
主成分のトラネキサム酸がプラスミンという血液を溶かしてしまう物質の働きをおさえることができるため、止血作用や抗炎症作用があるとのことです。
実際に服用は何度もしていますが、ニキビ跡に対する効果のほどはわかりづらいところではあります。
このトランサミンによって、おそらく、新規のニキビ跡の発生は抑えられているのかもしれません。
私が今までに体験した中で一番効果が感じられたのは、口内炎でした。
口内炎の痛い腫れについては、それまでくすぶっていた感じの痛みがすぐに引き、腫れもすぐに引いたと思います。
地味なお薬ですが、大変重要な効能を持ったとても有能なお薬だと思いますので、これからもお世話になることと思いますよ。